テーマ: 【転職】気象予報の仕事がしたい

志望動機

①私が貴社を選んだのは、より多くの人に気象情報を伝え、防災に繋げたいと考えるからです。
②私は小学生の時にドラマを見て、大学時代には気象予報士と偶然出会い、天気を予想して役に立ちたいと思いました。
③私が教員となったのは震災直後で、防災意識が高まる中、気象災害も増えた頃です。

④朝の会で天気の話をする機会が増え、「気象情報を伝えたい」と株式会社クリアのキャスター講座(現:貴社の気象予報士講座)を受講します。
⑤キャスターは視聴者が通勤者か主婦かで話す内容を変え視聴者の知りたいことを把握した上で情報を伝えていると気付きます。

⑥このような伝え方だと天気予報の視聴者も増え、防災に繋がると思いました。
⑦私は教員時、子ども達の「分かった」を聞くため、児童一人一人を観察し実態把握に努めました。

⑧実態を把握した上で児童の身近な生活と結びつけた例をあげると「うんうん」と頷く児童が増えます。

⑨教員時に培った観察力と分かりやすく伝える力をキャスターの仕事に生かし貴社に貢献したいです。

⑩学校の狭い世界では出来なかった、多くの人に気象情報を伝えるためキャスターを選びます。
⑪貴社を選んだのは「伝えること」を柱に人間を介在とする気象情報を提供していることです。

⑫キャスター数は業界内トップです。

⑬天気マークでは晴れだが山沿いでは雨が降る、今日と同じ15℃でも強風で体感温度は低い等人間だから気付く視聴者の知りたい情報を伝えられます。
⑭また、貴社は全国に気象予報士がおり、地域に密着した情報を届けています。

⑮私は平野で育ち、県外の山の近くに引越しました。

⑯すると同じ市内でも、山では天気が違うことに驚きます。

⑰山の近くに住む方の「天気予報は当てにしない」という言葉が印象的です。

⑱地形の特徴による気象災害が増える中、地域に特化した気象情報が大切です。

⑲多くのニーズに合わせより多くの方に気象情報を届けたいです。
⑳講座の受講仲間で貴社のキャスターとしてご活躍なさる方もいます。

㉑知らない土地で仕事を任されていて驚きました。

㉒貴社の説明会で社内では経験豊富なキャスターから原稿チェックや電話相談があること、地方の情報を本社に提供し、共有し合っていることを知りました。

㉓こうしたお互いを高め合う中で働きたいです。

㉔私は異業種ですが、異業種同士で話し合うことで今まで気付かなかった伝え方に気付くと思います。

㉕変化する時代の幅広いニーズに合わせた伝え方を一緒に模索していきたいです。

 

(1032文字)

この志望動機例文のポイント解説

【評価・採点】
評点を付けるならあなたの志望動機は「65点」です。
全般的に、失礼ですが「読みにくい」です。流れが全く見えないからです。
つまり、論理性が無いため、説得力が無いためです。
国語の勉強ではないですが、いわゆる段落毎のテーマをきちんと整理してください。
そして、作文ではなく論文的に仕上げていく方が志望動機については間違いなく書類選考に通過します。
特に理系的なセンスのいる気象関係の仕事はそういえます。
そこで、一番意識してほしいのは「接続詞」です。「しかし」とか「そのため」といったものです。
あなたは、その接続詞の使用率が低いのが少し気になります。
「接続詞」は文章の流れをつくる潤滑油です。これがないと説得力が出ません。
国語や英語の時間に、「しかし」や「but」の後は要注意で、その筆者が強調したいことが書かれていると言われませんでしたか?こういった、文章の強弱にも使えるため意識的に利用することをお勧めします。
■文章の流れ
文章の流れをまず作ります。
  【1、気象業界を志望する理由】
  【2.、1のきっかけや背景】
  【3、貴社を志望した理由】
  【4、3のきっかけや背景】
  【5、貴社で挑戦したいこと】
基本的にはこの流れに沿ってください。
基本的でかつ一番説得力のある志望動機フローです。
★各文章の検証
【1、気象業界を志望する理由】
①私が貴社を選んだのは、より多くの人に気象情報を伝え、防災に繋げたいと考えるからです。
⇒いきなり貴社を選んだというのは時期尚早です。そして後に⑭でまた貴社の選んだ理由が出てきますので、重複しますのでNGです。ここは、気象業界を志望した理由になるべきです。
【2.、1のきっかけや背景】
②私は小学生の時にドラマを見て、大学時代には気象予報士と偶然出会い、天気を予想して役に立ちたいと思いました。
⇒①~③まですべて「私」から始まり、淡々と見えます。「なぜなら」という接続詞を使いましょう。
⇒内容的にも「ドラマ」という曖昧さ(しかも、ドラマの内容がわからない)、気象予報士との出会いで何を得たかも
わからないため、理由としては弱いです。①の防災につなげたいというエッセンスが入るべきです。
③私が教員となったのは震災直後で、防災意識が高まる中、気象災害も増えた頃です。
⇒④以下の文に繋がる内容ですか?そうは思いません。
④朝の会で天気の話をする機会が増え、「気象情報を伝えたい」と株式会社クリアのキャスター講座(現:貴社の気象予報士講座)を受講します。
⇒朝の会で天気の話をする機会が増えるだけで、わざわざ受講する人なんて普通いませんよね。気象予報士になりたい
からではないですか?これは、こじつけのように見えます。
⑤キャスターは視聴者が通勤者か主婦かで話す内容を変え視聴者の知りたいことを把握した上で情報を伝えていると気付きます。
⑥このような伝え方だと天気予報の視聴者も増え、防災に繋がると思いました。
⇒⑤~⑥なぜ防災に繋がるのか、⑤の文章ではわからないです。
⑦私は教員時、子ども達の「分かった」を聞くため、児童一人一人を観察し実態把握に努めました。
⑧実態を把握した上で児童の身近な生活と結びつけた例をあげると「うんうん」と頷く児童が増えます。
⑨教員時に培った観察力と分かりやすく伝える力をキャスターの仕事に生かし貴社に貢献したいです。
⑩学校の狭い世界では出来なかった、多くの人に気象情報を伝えるためキャスターを選びます。
⇒⑦~⑩自己PR的な内容ですが、これで文章を閉めるならばよいのです。しかし、文章が続くので印象が薄いです。
⇒そして、教員ではなく気象業界に入りたい理由(転職理由)が見えません。
【3、貴社を志望した理由】
⑪貴社を選んだのは「伝えること」を柱に人間を介在とする気象情報を提供していることです。
⇒これでよいです。
⑫キャスター数は業界内トップです。
⇒⑪の後は「なぜなら」で⑪の理由をまずは端的に書いた方が分かりやすいです。
⑬天気マークでは晴れだが山沿いでは雨が降る、今日と同じ15℃でも強風で体感温度は低い等人間だから気付く視聴者の知りたい情報を伝えられます。
⇒具体例としては内容が分かりにくく弱いです。
⑭また、貴社は全国に気象予報士がおり、地域に密着した情報を届けています。
⑮私は平野で育ち、県外の山の近くに引越しました。
⑯すると同じ市内でも、山では天気が違うことに驚きます。
⑰山の近くに住む方の「天気予報は当てにしない」という言葉が印象的です。
⑱地形の特徴による気象災害が増える中、地域に特化した気象情報が大切です。
⇒5つの文章での構成はむしろ分かりにくく、また「災害」「防災」のポイントがあるためより印象を強く書く必要があ
ります。
⑲多くのニーズに合わせより多くの方に気象情報を届けたいです。
⑳講座の受講仲間で貴社のキャスターとしてご活躍なさる方もいます。
㉑知らない土地で仕事を任されていて驚きました。
⇒⑳㉑の文章の意味は特にありません。自分も知らない土地で働らきたいと明言するならばいいですが。
㉒貴社の説明会で社内では経験豊富なキャスターから原稿チェックや電話相談があること、地方の情報を本社に提供し、共有し合っていることを知りました。
㉓こうしたお互いを高め合う中で働きたいです。
⇒あくまでも冒頭の「防災」情報を伝えることが重要です、これは補足レベルで書いてください。
㉔私は異業種ですが、異業種同士で話し合うことで今まで気付かなかった伝え方に気付くと思います。
㉕変化する時代の幅広いニーズに合わせた伝え方を一緒に模索していきたいです。
⇒⑦~⑩の文章とミックスして書いた方がいいです。ただ、特に㉔の根拠がなく分かりにくいです。
以上を踏まえ代筆するとしたら下記になります。

私が気象業界を志望するのは、より多くの人に気象情報を伝え、防災に繋げたいと考えるようになったためです。幼少期に気象に関するドラマを見て、大学時代には気象予報士との出会いがあったことなどの経験から、天気を予想して役に立ちたいとぼんやり考えていましたが、憧れていた教員を目指すようになりました。しかし、震災直後に教員になり、防災意識が高まり、また昨今の気象災害も増えてくるにつれて防災に繋がる「気象情報の重要性」を認識したため、明確に気象業界に一生を賭けたいという想いになりました。そのため、株式会社クリアのキャスター講座(現:貴社の気象予報士講座)を受講するなど気象を学ぶ努力をして参りました。
そういった中で、「伝えること」を柱に人間を介在とする気象情報を提供している貴社に志望いたしたく応募させていただきました。なぜなら、人間を介在した情報の方がよりインパクトがあり視聴者の防災意識につながるのではないかと考えるからです。そこで、貴社はキャスターや気象予報士が多く在籍されており、より臨場感を持った防災情報のニュースを発信することでよりリアルに視聴者への防災意識の向上を目指しておられるところに共感しました。そして、そんな貴社の方向性は一人でも多くの人命に助かる可能性があるという社会的意義があると思います。特に、貴社は全国に気象予報士を配置され、地域に密着した情報を届けておられます。地形の特徴による気象災害が増える中、地域に特化した気象情報が重要であると考えれば、そういった地域に密着した情報は大きな価値があると認識しています。
私は教員時、児童の身近な生活と結びつけた例を用いて説明すれば理解度が高くなることに気づき、児童一人一人の興味があることを調べては観察し実態把握に努めてきました。そして、それを踏まえて伝えることでより深いコミュニケーションを図れてきた自負があります。こういった教員時に培った観察力・調査力と分かりやすく伝える力をキャスターの仕事に生かし貴社に貢献したいと考えています。私は気象とは異業界の教育業界で身を置いてきましたが、誰かにいかに正確なことを分かりやすく伝えるという点では変わりないと思っています。むしろ、これまで子供達から逆に学んだ「伝える難しさ」や「観察や調査の必要性」は人一倍理解している自信があります。その自信をもってさらに知識やスキルを伸ばすよう努力し、貴社のみならず日本の防災に役立てることに貢献したいと思います。

 
【最後に】
マスコミや出版と同様に気象業界は、人にものを伝える業界です。
その業界の選考の大きなポイントは「論理性」「説得力」です。
これが欠如していれば容赦なく書類選考で落とされます。
そういう意味では内容よりも文章構成を見られているはずです。
また、面接等でもその点は意識してほしいと思います。

※ こちらのポイント解説は、本サイトの志望動機添削サービス PREMIUMをご利用いただき、作成されたものの一部抜粋です。志望動機の書き方がわからない方や自信のない方はぜひ本サービスをご利用ください。

 

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