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転職事情別 志望動機の書き方 7パターン
転職の際は、様々な事情が背景にあると思います。
前向きな転職もあれば・・・後ろ向きな転職もあるでしょう。
そのため、転職の志望動機はそういった背景によって書き方や考え方が大きく違ってきます。
このページでは、そういった事情を7つのパターンに分けた解説をししています。
皆さんそれぞれのパターンを参考にしていただき、各パターンの最後にリンクしている「関連の志望動機例」
も参考にしてください!
1、特筆するべき実績・成果のない場合
①誠実、真面目、正義感がある という人柄部分をPR
「売上を前期比2割増やした」という成果は、営業系の職種でしかPRできません。
では事務職の人は?それは、「こんな風に営業を補佐した」とか「こんな工夫をして効率的な事務処理をしてきた」とか「真面目に正義感を持って職務をこなし職場のモチベーションを上げた」などの具体的な仕事への取り組み姿勢や人柄を強調するといいでしょう。
②趣味・特技でのPR
①に準じた形での趣味や特技を記載してみてもいいかもしれません。例えば、趣味で英会話教室に通っているとかちょっとした特技をアピールするのもよいかもしれませんね。
💡 参考キーワード
「縁の下の力持ち」
「職場の士気アップに貢献」
「職場のムードメーカー」
★関連の志望動機例文はこちら ↓
http://shiboudouki.link/douki/1879/
http://shiboudouki.link/douki/1878/
http://shiboudouki.link/douki/1868/
2、勤続年数が短い場合
①ポテンシャルと将来性をPR
勤務年数が2年未満ならば、下手に実績を強調するとむしろウソ臭く見えます。それならば、現在頑張っている資格の勉強のことやその企業に入って成し遂げたい希望や夢を語る方が素直に受け止められると思います。あと、実績をどうしても書きたいのであれば短い勤続ではあるがと前置きした上で「こんな体験をした」「こんなことに関わった」ことを述べてそれが具体的に応募企業にこんな風に役立てれると思うと語るのもありです。
20代・・・実質新卒です。こんなことやあんなことをしたいという希望や夢を書く
30代以上・・・これまでの経験をどんな風に生かしてどうしたいのかを書く
※30代以上で勤務年数短い人は転職歴が多くマークされがちなのでより慎重に!
②誠実、真面目、正義感がある という人柄部分をPR
「売上を前期比2割増やした」という成果は、営業系の職種でしかPRできません。
では事務職の人は?それは、「こんな風に営業を補佐した」とか「こんな工夫をして効率的な事務処理をしてきた」とか「真面目に正義感を持って職務をこなし職場のモチベーションを上げた」などの具体的な仕事への取り組み姿勢や人柄を強調するといいでしょう。
💡 参考キーワード
「資格試験合格の準備中」
「~を成し遂げたい」
「縁の下の力持ち」
「職場の士気アップに貢献」
「職場のムードメーカー」
★関連の志望動機例文はこちら ↓
http://shiboudouki.link/douki/1880/
3、転職の回数が多い場合
①合理的な筋の通った転職理由を準備
「人間関係(パワハラ・セクハラ含む)」、「業務内容」、「給料・福利厚生」など転職の理由は割と予想されうるものです。その中で、ストレス耐性の欠如や飽き性、コミュニケーション取れない人と判断とほぼ不採用でしょう。つまり、そう判断されないような理由にする必要があるのです。その地雷を踏まないようにも各回の転職理由を反芻してみて必ず整理してください。そして合理的な理由を見出してください。転職理由でもろに上司がむかつくからとかの場合は・・・正直に言えませんよね。しかし、よくよく考えてみれば、そういった業務内容や管理体制に不満があった結果ともいえますよね、それに疑問があったから、結果として上司にむかついたかもしれません。1パーセントでもそういった気持ちがあったのならば理由にしてもいいです。
各転職時の転職理由は用意しておきましょう。合理的で前向きな理由であればいいです。
※①ストレス耐性が弱い②人間関係の構築ができない③長続きしない性格
このいずれかに捉えられるとほぼアウトです。
②転職歴の弱みを強みに換えてPR
恋愛でもそうですが、ころころ彼女を変えている男、彼氏をころころ変えている女・・・すぐには信用できませんよね?恋人レベルならまだしも離婚歴4回(バツ4)とかの人はやはりその人に問題があるのかなと思われますよね。これは仕方ないことです。はっきり言ってどうしようもないです。
まず、そのことを・「弱み」であること自覚することです。そして、その弱みを「強みに」変換してください。離婚同様に退職する作業・手続きは、大変です。ある意味数多くの修羅場を経験してきた部分はいい意味で経験豊富ということに自信をもってください。その上で、多くの業界や業務の経験がある、いろんなお客様・上司・同僚と接してきたことに強みを見出しましょう。ただし、変にいいわけみたいな書き方をすればさらに信用を失いかねませんのでご注意ください。
転職歴という弱点を強みに換える表現
・いろんな業界の経験がある
・いろんな人と接してきた
💡 参考キーワード
「人より関心事が多いため」
「好奇心が旺盛」
「多業種、多企業の情報があり、経験がある」
★関連の志望動機例文 ↓
http://shiboudouki.link/douki/1880/
4、倒産による場合
①自分を責めずに、自信を持つこと
倒産した企業にいたからとうことで決して卑屈になったり、自分を責めても意味がありません。採用者サイドは応募者のこれまでの経験値や人柄に加えて企業にマッチする人材なのかを冷静に見ています。自己都合でない場合の退職理由にそれほど重きを置いていませんので(その企業の役員でもない限り、その企業を倒産に貶めた主犯者(罪を起こした人)でない限り)、自己都合でない転職理由の追求は深くされません。、変に引きずらずに自信を持って、自分のしてきた業務の知識やスキルをPRしてください。
⇒前職でのスキルや知識(重大な情報)を持っているのではと期待していますよ。
②リストラも同様です
リストラ(特に指名解雇された)についても①同様です。自分を責めてはだめです。そんなことよりも前向きにいきましょうよ。「別天地で、これまでのスキルや経験を生かせる絶好のチャンス」を神様から授かったと考えましょう。暗い内容の履歴書や暗い顔して面接されたら・・・普通嫌がりますよね。むしろピンチはチャンスの前向き姿勢が「積極性」「ストレス耐性」を暗に訴えることにもつながるのではないでしょうか。
💡 参考キーワード
「具体的に◯×企画を発案しました」
「新たなチャレンジ」
「前職のスキルを活かす、活かしたい」
★関連の志望動機例文 ↓
http://shiboudouki.link/douki/1881/
5、契約社員・派遣社員から『正社員』を目指す場合
①総合的な仕事がしたいことをPR
「正社員より派遣や契約社員のほうがよっぽど仕事している」と皮肉を言う人は必ずいます。実際、責任感のない正社員は仕事をせずに、責任の少なくかつ給与面・福利厚生で冷遇されている派遣や契約社員のほうが良く仕事をしているケースはあります。腹立だしいですがそれが現実です。・・・ならば、私も正社員になりたいと思うのは当然です。しかし、「正社員よりも仕事ができるし、実際にやってるし」みたいなことを言ってしまえばたぶんアウトでしょう。
基本的に理由は、正社員と契約・派遣社員との差である、総合的業務と特定業務の部分をPRすればいいです。今まで、特定業務に携わってきたが、それをもって今度は多くの業務経験をして会社の成長に貢献したいといえば十分です。給料も上がるしなんて、採用サイドは理解してますから言及不要。福利厚生・給与・ステイタスの本音があっても記載は絶対にするべきではありません。「ワークスタイルを変えたい」をPRすべきです。「総合的に応募企業の業務に携わりたい」と明言しましょう。
②正社員の大変さも理解している点をPR
①で記載したように、正社員のほうが給料多いがその分責任があるのと総合的な業務を負わなくてはならないのが基本です。その部分は現在の契約や派遣社員と違うこと自覚していることと、祖そういった責任感をもって幅広い仕事にチャレンジしていきたい=生半可な気持ちではなく、きちんと正社員になる覚悟を持っていることをできれば伝えてあげてほしいです。特に女子は。女子は軽い気持ちで正社員になろうとしてるんじゃないの?って思う古風な人も未だにいますので。
💡 参考キーワード
「総合的な業務に就きたい」
「正社員だからこそできる~」
★関連の志望動機例文 ↓
http://shiboudouki.link/douki/1882/
6、ライバル会社への転身の場合
①現状ではしたいのにできなかったことができることをPR
たとえば、トヨタのディーラーから日産のディーラーに転職するようなケースを考えましょう。割とよくあるケースですよね。こういった場合でも、同じ車を販売している会社でも価格設定、ターゲット層、ターゲット地域など違いがたくさんあります。そういった部分での今との差(今の不満を埋めるようなポイント)を自身のやりがいや希望にして言及すると良いでしょう。
前職ではできないことがこの企業ではできるという部分を伝えよう
②業界研究と応募企業・現職場の企業研究を必ずする
①の今との違いを明らかにするために(合理的な理由を見出すために)、もっともっとその業界の研究をすることと応募企業の研究をしてください。そして、忘れてはならないのが今の企業についても研究してください、意外に見えていない部分が多くてそういった部分に限って、応募企業の面接で聞かれたりします。それで答えられなかったら・・・業界にいる割にはそんなことも知らないの?となれば採用に疑問符が出ます。
前職との比較は聞かれるので両社の短所長所などをまとめておくこと、特に現職場の研究は必須です。応募企業の理念などだけでは弱いです。
③現職場の批判はしないこと。やんわりといい点悪い点を伝える
おそらくライバル企業への転職なので何かしら現職場の不満があるわけでしょうが、現職場の批判はしないことです。もしするとしても必ず長所も入れるようにしましょう、「現職場には~といういい点がありそれが功を奏し~な状態を維持できていると思います。しかし、~という点においては~が弱く、時として業務全体の足をひっぱていることがあります。」という感じでやんわりといきましょう。
単純に人の悪口をいう人は嫌われるっていいますよね。それと同じで悪口や批判のみは悪印象を与えるだけです。また悪い部分をやんわりと謙虚に伝えることが(特にわびさびを重んじる日本の企業には)好印象といえます。それは、トラブルを起こさない術を知っている≒コミュニケーション力が高いという印象を与えるからです。一方で、内容的にも短所長所を言えるということはきちんと業務に向き合ってそれを俯瞰し分析できる能力があるとさえ思われます。
💡 参考キーワード
「貴社ならではの~が」
「貴社でしかできない」
★関連の志望動機例文 ↓
http://shiboudouki.link/douki/1883/
http://shiboudouki.link/douki/1867/
7、大企業から転身する場合
①中小企業の人事担当者から大手出身者を下に見ていることもある
どの業界も少なくともヒエラルキー構造になっており、大企業と中小企業、末端には例企業があります。出身企業がその中小のライバル関係で宿敵のこともあるし、友好的なケースもあります。しかし、よくあるのが大企業と違い中小企業分業化ができていないため、法人営業も個人営業も兼務、人事と経理の事務を兼務なんてことはよくあります。そのため、大企業に対して「妬んでいる」人も正直いますし、実際分業化されている大手出身者を限定的な仕事しかできずに下に見ていることもあります。だからこそ、謙虚な人柄をPRする必要性があります。
この下に見られているかもという認識を持ってほしいです。「謙虚さ」というのは非常に重要になります。威張っていなくても、威張っているように見られたらアウトです。書き方、話し方には細心の注意を払いましょう。
②中小企業のオリジナル性を評価
大手企業というステイタスを失ってまで転身したいならばそれなりの理由があるはずです。(1)Uターン転職(家を継ぐため、親が病気など)、(2)倒産や遠方への配属、(3)中小企業の「オリジナル性」に魅せられた の3パターンであろうかと思います。
(1)、(2)は素直にその理由を言えばいいですが、「なんか仕方なく離職することになり、手ごろな企業があったから」的な印象を与える文章は厳禁です。(3)は、そのオリジナル性の部分を、いかに自分で解釈して、大手企業でしてきた~という部分をいう部分をできる限り謙虚に伝えてください。
💡 参考キーワード
「この仕事でこそやりがいを見出せる」
「ゼネラリストとして仕事がしたい」
★関連の志望動機例文 ↓
http://shiboudouki.link/douki/1886/
http://shiboudouki.link/douki/1871/
http://shiboudouki.link/douki/1844/
以上、転職の際の志望動機の基本的な考え方をまとめました。参考になれば幸いです。
転職理由をうまく絡めた志望動機の代筆をしていただきました。
ヒロスケさんの添削の回答にあったご指導とアドバイスで見事に書類選考を通過して、面接でも堂々と転職理由を言うことができるようになりました。 転職者/K・Yさん(男性)
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