志望動機テーマ「【転職】光学技術や精密技術の挑み続けたい」の例文

（ポイント）
◇その1　黄色部分
　「私的に」について
正解はないのですが、「私的に」という言葉はビジネスのなかで使用するのを是とし
ない場合がありますので、普通に「私は」で良いです。わざわざ、リスクのある表現を使うべきではないです。
 
◇その2
自己研鑽の話が大半
自己研鑽についてはもちろんいいことです、志望動機においてアピールすべき事項ともいえます。しかし、それを推し過ぎるのは、「この会社で働きたいという志望動機」からズレているように見えます。
 
自己研鑽は正直当然のこととして、本業の業務面でどのように貢献したいのか？
どのように貢献できるのか？会社にとってどれだけ利益をもたらしてくれるのか？
を見ています。
 
そういう意味で、自己研鑽の時間が取れずというのは転職理由としては弱いです。
 
以上より、内容を追加して代筆文章を作成しました。以下ご確認ください。
※私が空想で記載した部分もありますので、ご容赦ください。
 
【志望動機（代筆文）】
私は、現職で電子機械に関してはある一定の水準まで習熟したと自負しております。しかし、古い機械に対するスキルや知識習得であるため、より新しい技術に触れ、最先端の技術の環境下で働きたいと考えるようになりました。
そんな中、光学技術や精密技術を駆使し天体観測機器などの最先端の技術で人類の可能性を拡げている貴社に非常に惹かれ、より高度な業務に携わりたいと感じ今回転職を決意しました。もちろん自身の成長の為でもありますが、何より現職で6年間従事して得た知識とスキルを貴社でフルに活かし、新しいことに挑戦したいという強い思いがあります。貴社は光学技術や精密技術に挑み続けながら、社会やテクノロジーの発展に繋がる製品を提供してきました。これからも革新的な製品を提供していく事を目標とする貴社で、専門的な知識やスキルを身につけ、自身を成長し続けつつも、貴社の発展、ひいては社会の発展に貢献していきたいと強く思っております。入社後は、一から光学技術や精密技術を学んでいくという棘の道ではありますが、それは覚悟の上で、自己研鑽に励み、テクノロジーの発展に繋がるような最先端な製品を創りたいと考えております。
 
（解説）
ほとんど空想になりました。ご容赦ください。
ただ、コンテンツは変えておりません。下記の部分を変更しております。
①自己研鑽絡みの表現がくどい部分をスリム化
⇒原文解説の通りで自己研鑽中心は志望動機のコアにするのは弱いためです。
②文章を時系列化
⇒なぜ転職に至ったのかを、時系列的にかつ説得力のある文章の流れにしました。
③現職のデメリットの削除
⇒「残業や休日出勤が定常化」など、応募企業もその可能性がないとは言えません。
逆にこの程度は当たり前でそれを拒絶する人なら採用する意味がないと判断される
リスクもあります。
というか、現職のデメリットは面接でも言い過ぎないようにしてください。
 
④現職の経験に自信を持っていること、それを活かしたいことを加筆
⇒人事採用が転職者に期待していることは、自己研鑽をする人ではないです。
前職の経験をどれだけ生かせることができるのか、その気持ちがあるのかです。
その部分を全力でアピールしたほうがいいです。それを期待しているのですから。