「赤面症」でも就職や仕事ができるのでしょうか?

2017年4月14日 14:34

A Vector Cute Cartoon Pink Shy Face

 

人前に出たり、話しかけられたり、アクシデントがあれば
顔が真っ赤になり、周りの人から笑われてしまい、それがさらに顔を赤くする・・・
そんな負のスパイラルのような赤面症でも就職ってできるのでしょうか??

この質問は毎年、その症状で悩んでいる方から問い合わせがあります。

では、答えはといえば・・・
『もちろん就職できます!仕事もできます!』と言い切ります。

それに加えて『きちんと赤面症を治せば、より楽に就活ができるし、仕事もできます』
ともお答えします。

その理由と対策について下に述べたいと思います。
是非参考にしてくださいね!

【赤面症の人に対する採用者の思い(建前)】

赤面症の学生や求職者を見て採用担当者はどう思うのでしょう?

すばり採用担当者に聞いてみると、こんな回答が来るでしょう。
「まずもって、我が社に入って、利益を出してくれる
人なのかどうかを見ているのです。ですので、赤面症とは関係なくそれ以上に期待できる長所や個性があるので
採用しますよ」

これ実は・・・建前なのです。

【赤面症の人に対する採用者の思い(本音)】

では実際、本音はどうでしょうか?
わたしは人事採用担当もしていたので本音で言いますね。

もちろん、赤面症以上に素晴らしい能力を持っている人もたくさんいます。
ですので、適材適所で出来る職務もあるので採用についてもちろん吟味します。

しかし、赤面症の人は統計的にもナイーブになってしまう方が多いです。
そのため
「この人(赤面症の求職者)がコミュニケーションを取って同僚とうまくやっていけるのか、お客さんとトラブルにならないだろうか」
といった心配が採用してからも付きまとってしまいます。

そうです、赤面症とはその産物として、極度にコミュニケーションが取れなくなってしまうというのが致命傷になっているのです。

結果として、不採用にしたケースは非常に多いことに加え、入社してもいわゆる出世ができなかった人も多くいます。

会社においてコミュニケーションが最も重要かと思います。
赤面症のためにコミュニケーションはうまく取れないというのは、人事的に評価を下げざるを得ないのです。

<赤面症に採用担当者が懸念するポイント>
・コミュニケーションが取れずに社内で浮いた存在になるのでは?
・コミュニケーションが取れずに顧客とトラブルのでは?
・ゆくゆくはコミュニケ―ションが取れずにうつ病になり早期退職となるのでは?

残念ながら本音としては赤面症の人を
積極的には採用したくはないのです。

【赤面症の志望動機や自己PRの書き方】

とはいうものの、赤面症の自分を奮い立たせて、就活や仕事に取り組まなくてはいけない人はたくさんいます。

そこで、就活においてなのですが
「履歴書やエントリーシートに自分が赤面症のであることを書くべきか」
ということをよく聞かれます。

答えは「NO」です。書く必要は全くありません。つまり書き方はないです。

その理由を言います。
「赤面症だと文字で書くことで、通過率は極端に下がるから」です。

自分が赤面症のであることを履歴書等の書類選考段階で宣言してしまうと、
採用担当者によっては上記の本音の部分で「敢えて採用しなくてもいいかな」という判断になるリスクがあります。
会ってもいないのに・・・面談もせずに・・・不採用になるのは残念すぎますよね。

ですので、普通に「自分の性格的長所」「学生頑張ってきたこと」「スキル」など
を書いてくだいね。
※ただ、「赤面症を克服するために、学生時代に販売のバイトをしました。」という感じならokです。

まず、書類選考系は「赤面症」と言うことは書かないでくださいね。

【赤面症の面接対策】

次に
「面談してみて、この人、赤面症だけども、すごく楽しい人だしビジネススキルもちゃんと備わっているね」となり、赤面症以外の部分を評価され採用となるケースもなくはありません。

しかし、どうでしょうか?
赤面してしまうことを恐れれば恐れるほど
面談時に終始、焦ってしまい、また過度に緊張してしまい。
面接官からの質問にもこたえられず、無言で終了と言う人は
けっこうおられます。
赤面症を打ち消すくらいの自分のいい部分があるのにもかかわらず、それを伝えることさえできず、実質的に不戦敗になってしまうことが本当に残念です。

では対策としては、2パターンあります。
①自分が赤面症であることを言わずに面談を受ける

きっと、採用担当者は赤面症のことを気づくでしょう。表情ですぐに気づきます。
しかし、赤面症の部分を差し引いても、
採用したいと思える自分の能力や性格をきちんとアピールしましょう。

②自分が赤面症であることを告白して面談を受ける

「私はこの通り赤面症ですが、よろしくおねがいいたします」
と最初に宣言するのと、ひょっとして不安が晴れてわだかまりなく面談に臨むことが出来る可能性もありますが、はやり不採用のリスクがありますので、出来る限りやめておいた方がいいでしょうね。

しかしながら、どのみち赤面症を治す、改善する、克服するということをしておいた方がいいと思います。学生時代は良かったにしても、社会人になってからは絶対に必要なコミュニケーションがとれないと本当につらいです。

さて、では赤面症を治す方法があるのかということですがそれはあります。

【赤面症は治せます】

Happy man giving thumbs up sign - full length portrait on white background

最後に、赤面症は治せます。
後に、赤面症は治せます。
実際わたしが人事部でいた時に、採用時に赤面症だった人がいました。

彼はすぐに赤面してしまい、そのコンプレックスが大きく、周りを気にしすぎ、いつしか挙動不審な人間になっていました。そのため、1年で退職しました。

しかし、彼が退職後にたまたま駅のホームであった時、彼は赤面症ではなくなったのです。
本人も意外に簡単な訓練で復活しましたと意気揚揚でした。
ですので、適性な訓練と努力をすれば赤面症は治せるのだと思います。

赤面症が治せるならそれに越したことはないですし、
そうあるべきだと思います。得することはあっても、損することは皆無です。

必ず治せるように訓練していきましょう。

その方法として↓はいかがでしょう。わたしは、人事コンサルで赤面症の人には必ずお勧めしています。

対人恐怖症やあがり症と同様の訓練方法になるのですが
精神的な弱さを改善することを目的として
「緊張しない方法」
「自信を持つ方法」
「やる気を出す方法」
で赤面症への対策も十分できています。
一番効果があるということで、自信を持って紹介いたします。

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