「難聴」でも就職や仕事ができるのでしょうか?
2017年4月14日 13:57
この質問はぽつぽつですがその症状で悩んでいる方から問い合わせがあります。
では、答えはといえば・・・
『もちろん就職できますし、就職もできます!』と言い切ります。
その理由と対策について下に述べたいと思います。
是非参考にしてくださいね!
【高レベルの難聴について】
聴力レベル70dB以上から身体障害者手帳の交付ができます。
手帳交付を 受けている聴覚障害者は、全国で約36万人とみられています。
http://www.crayon-box.jp/seido/tetyou/toukyuuhyo.htm#001
<聴力レベル70dB以上の方>
もし、聴力レベル70dB以上ならば障害者手帳を交付してもらい、
就職は「障がい者枠」を含めて検討する方がいいでしょう。
もし「障がい者」として就職するならば
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こういったサイトがありますので登録してみてはいかがでしょう?
<聴力レベル70dB以下の方(難聴グレーゾーン)>
しかし、聴力レベルが70dB以下という難聴の人もけっこうおられます。
とにかく「耳が聞こえにくい」というパターンです。
(以下難聴グレーゾーンと言わせていただきます)
難聴と言うほどではないけど、耳が聞こえない、聞き取りにくいという感じでしょうか?
こういった難聴グレ-ゾーンの方の就職や仕事への悩みは、障害者手帳を交付された人と同等、いやそれ以上のものだと思います。
以下については、難聴グレーゾーンの方を対象に就職や仕事への対策をご案内します。
【難聴の人に対する採用者の思い】
もちろん、いろんな企業があり、そこにはいろんな採用担当者がいます。
そのため、一概なことは言えませんが、基本的に「障がい者」としては見ていません
やはり、一つの個性として見ています。
よくよく考えてみてください。
採用担当者(企業側)は極論として志望者の何を見ているのでしょうか。
そう「うちの会社に入って、売り上げを伸ばしてくれる、利益を出してくれる」ような
人なのかどうかを見ているのです。
まずそこが大前提であることを忘れないでください。
難聴が良いとか悪いとかを別にして
悪い部分とともに良い部分も見つけようとしてくれているのです。
ただし、コミュニケーションを取ることがやはり困難であれば、どうしても会社という組織で同僚と連携を取ったり、顧客と対話をする際に大きなリスクがあると考えられてしまうと
どうしても採用に対しては消極的になってしまうようです。
※上で述べた「障害者手帳」を交付されておれば、障がい者枠としての採用となり、積極的に採用に転じることもありますので
場合によっては手帳の交付申請をするのも考えるべきだと思います。
【難聴の志望動機や自己PRの書き方】
「履歴書やエントリーシートに自分が難聴であることを書くべきか」
ということをよく聞かれます。
答えは「YES」です。書く必要があります。
その理由を言います。
「健康状態の虚偽記載」は厳密に言えば履歴書詐欺になります。
特に健康診断書で記載されていれば絶対です。
ただ、自己PRや志望動機にはどのように記載したらいいのでしょうか
「私は難聴であり~を頑張ってきました」など敢えて書く必要はないです。
「その他記載欄」やそれに準じた箇所に記載するレベルでいいです。
※どうしても自己PRしたいことが、自分自身思い入れが強く、自身の本質に近ければ
この限りではありません。
自分が難聴であることを全面的にアピールし過ぎると、
採用担当者によっては「敢えて採用しなくてもいいか」という判断になるリスクがあります。
会ってもいないのに・・・面談もせずに・・・不採用になるのは残念すぎますよね。
ですので、普通に「自分の性格的長所」「学生頑張ってきたこと」「スキル」など
を書いてくだいね。
「面談してみて、この人(あなた)、難聴だけども、すごく楽しい人だしビジネススキルもちゃんと備わっているね」
となり、採用となるケースもたくさんあります。
つまり、実際に会って話をして、難聴のであるあなた自身をさらけ出して
体当たりしていくことが大切です。
【難聴の面談対策】
さて、次はもっとも重要な面談についてです。
重要なのは、何度も言いますが
難聴ではなく「それ以外の自分のいい部分を伝える」ことが大切だからです。
★自分が難聴であることを最初に告白して面談を受ける
基本的に履歴書やエントリーシートで記載して採用担当者も
認識しているかとは思いますが
「私はこんな風に難聴ですが、よろしくおねがいいたします」
と最初に宣言するのは全然okです。
むしろ告白した方が、わだかまりなく面談に臨むことがお互い出来るからです。
その際に、
「現在少しでも治すように努力しています」
というと採用担当者への印象はきっとよくなるはずです。
しかし、難聴は治る可能性があるなら治しておいた方がいいです。
就職してビジネスしていく中で、人の話を聞き理解することはもはや必須です。
そんな中で、難聴と言うのは、自分の評価や信頼を下げるのにつながりかねません。
では難聴を治す方法があるのかということですが、あります。詳しくは下記参照
【難聴は治せます】
最後に、難聴は治せます。
実際わたしが人事部でいた時に、採用時に難聴だった人が
2年目には難聴ではなくなっていましたから間違いないです。
難聴が治せるならそれに越したことはないですし、
そうあるべきだと思います。
必ず治せるように訓練していきましょう。
その難聴だった彼が使った教材です。絶対にとはいいませんが、その彼の同じ難聴を抱える友人も2人いて2人とも改善したらしいので信頼性はあると思います。。
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