「どもり(吃音)」でも就職や仕事ができるのでしょうか?
2017年4月14日 13:55
言いたいことが言えない・・・
言おうとしても言葉が出てこない
出てきても、どもってしまう・・・
家族以外の人に話したり、見知らぬ人の前で話すときに、
「あがりまくって・・・」
「緊張しまくって・・・」
「手が震えて・・・」
「声も震えて・・・」
「頭が真っ白になって・・・」
どもりと思われるのが恥ずかしくて・・・
こんなわたしでも就職できるのでしょうか?
その症状で悩んでいる方から問い合わせは最近また増えてきました。
では、答えはといえば・・・
『もちろん就職できます!仕事もできます!』
と言い切ります。
それに加えて、『きちんとあがり症を治せば、より楽に就活ができるし、仕事もできます!』
ともお答えします。
その理由と対策について下に述べたいと思います。
是非参考にしてくださいね!
【どもり(吃音)の志望動機や自己PRの書き方】
「履歴書やエントリーシートに自分がどもり(吃音)のであることを書くべきか」
ということをよく聞かれます。
答えは「NO」です。書く必要は全くありません。なので書き方はないです。
その理由を言います。
「どもり(吃音)だと文字で書くことで、通過率は極端に下がるから」です。
自分がどもり(吃音)であることを履歴書等の書類選考段階で宣言してしまうと、
採用担当者によっては「敢えて採用しなくてもいいか」という判断になるリスクがあります。
会ってもいないのに・・・面談もせずに・・・不採用になるのは残念すぎますよね。
ですので、普通に「自分の性格的長所」「学生時代に頑張ってきたこと」「スキル」など
を書いてくだいね。
面談してみて、「この人(あなた)、どもりだけどもすごく楽しい人だしビジネススキルもちゃんと備わっているね」
となり、採用となるケースもたくさんあります。
つまり、実際に会って話をして、どもり(吃音)であるあなた自身をさらけ出して
体当たりしていくことが大切です。
【どもり(吃音)の面談対策】
さて、次はもっとも重要な面談についてです。
下記2パターンあるかと思いますが、どちらでもいいかと思います。
重要なのは、何度も言いますが
どもり(吃音)ではなく「それ以外の自分のいい部分を伝える」ことが大切だからです。
①自分がどもり( 吃音)であることを言わずに面談を受ける
きっと、採用担当者はどもり(吃音)のことを気づくでしょう。
しかし、どもり(吃音)の部分を差し引いても、
採用したいと思える自分の能力や性格をきちんとアピールしましょう。
※ただし「君はどもり(吃音)だよね」という指摘をされるケースもあります。
その場合、間違いなく動揺すると思いますので、気持ちの上では
いつでもその部分を認めて「そうです」と自信満々に言えるようにしてくださいね。
②自分がどもり(吃音)であることを告白して面談を受ける
「私はこんな風にどもってしまいますが、よろしくお願いいたします」
と最初に宣言するのは全然OKです。
むしろ告白した方が、わだかまりなく面談に臨むことがお互い出来るからです。
その際に、
「こういった症状は治るということですので、現在治すように努力しています」
というと採用担当者への印象はきっとよくなるはずです。
とはいうものの、上記のケースは意外にもまれで、結局どもり(吃音)の人は自滅してしまいます。
あと、下記のような採用担当者もいますので、全部が全部、うまくいくわけではなくいのです。
【どもり(吃音)の人に対する採用者の思い(本音)】
では実際、本音はどうでしょうか?
わたしは人事採用担当もしていたので本音で言いますね。
もちろん、どもり(吃音)以上に素晴らしい能力を持っている人もたくさんいます。
ですので、適材適所で出来る職務もあるので採用についてもちろん吟味します。
しかし、いくらどもり(吃音)以上にいい部分がある人でも、最後にぶち当たるのが、
「そうはいうものの、この人(どもり(吃音)の求職者)がコミュニケーションを取って同僚とうまくやっていけるのか?」
「お客さんとトラブルにならないだろうか」
なのです。そうです、どもり(吃音)はその産物として、極度にコミュニケーションが取れないというのが致命傷になっているのです。
結果として、不採用にしたケースは非常に多いです。
会社においてコミュニケーションが最も重要かと思います。
あがり症のためにコミュニケーションはうまく取れないというのは、採用時において評価を下げざるを得ないのです。
<あがり症に採用担当者が懸念するポイント>
・コミュニケーションが取れずに社内で浮いた存在になるのでは?
・コミュニケーションが取れずに顧客とトラブルのでは?
・ゆくゆくはコミュニケ―ションが取れずにうつ病になり早期退職となるのでは?
残念ながら本音としてはあがり症の人を
積極的には採用したくはないのです。
最後に言えるのは、どもり(吃音)を治すのが一番の近道ということでしょう。
では、治せるのでしょうか?
【どもり(吃音)は治せます】
最後に、どもり(吃音)は治せます。
実際わたしが接した学生で極度のどもり(吃音)だった人が
半年で全くどもり(吃音)ではなくなっていましたから間違いないです。
どもり(吃音)が治せるならそれに越したことはないですし、
そうあるべきだと思います。得することはあっても、損することは皆無です。
必ず治せるように訓練していきましょう。
その方法として↓はいかがでしょう。
どもり(吃音)は自身の精神的な弱さや自律神経を改善すれば、改善することは知られています。そこで、
「緊張しない方法」
「自信を持つ方法」
「やる気を出す方法」
でどもり(吃音)を克服していくというものです。
一番効果があるということで、自信を持って紹介いたします。
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