志望動機テーマ「【進学】国家公務員になるために進学したい」の例文

私は、農林水産省に勤務し、本来食べられるにもかかわらず、廃棄されている食品を少なくなるように促進させていこうと考えています。そのきっかけは、私がコンビニで働き始めてから、賞味期限が切れる直前の弁当、揚げ物など１日に大量の食品を廃棄している現状を知り、食品を無駄にする廃棄ではなく、貧困や飢餓に苦しんでいる国の方々のためにつなげていける方法はないかと思ったのがきっかけでした。現在日本の食料自給率は４０％と先進国中最低水準であり、その上他国からの輸入に頼っています。また、政府広報から食料廃棄量は世界トップクラスと発表されている日本に対し、世界の飢餓人口が約８億人もいるという現状に直面しています。これらのような矛盾した状況を少しでも改善するために、農林水産省に勤務し、法律や政策などを通して食品ロスの削減に取り組みたいと考えています。
私が貴校のグローバルリーダーコースを志望する理由は、専門分野はもちろん、英語を他大学よりも実戦的に習得できるところです。多くの大学では、英語学習はしていても話したり、他国の方々との交流やグローバル教育が充実していないのが現状です。しかし、貴校では入学後２年間はグローバル教育に特化し、英語で実施される授業MultidisciplinaryStudiesでは、留学生とともに英語で授業を受け、英語で意見交換するなど、自分が留学しているのに似た環境下に置かれるため、英語力に加え、コミュニケーション能力も高められることが期待できます。また、貴校と学生交流協定を結んでいる海外の大学も多く、私が留学を希望するルワンダ、タンザニア、コンゴ民主共和国などの重債務貧困国もあります。これらの国の大学に留学し途上国の人々からの声を聞き、食糧難の実態を詳しく知り、どのような解決策を見出すかを考えていきたいと思っています。
入学後は、公務員試験で重要科目である数的処理、民法、経済原論を３年生になるまでに完璧にし、英語に関しては留学生や留学先で会話ができるように、リスニングやスピーキングにうちこみ、TOEIC800点を目指したいと考えています。
これらのことから私は、農林水産省に就き、食品ロスを少なくし、国際的に活躍でするためには、環境の整った大学であると考え、貴校のグローバルリーダーコースを志望します。